アナザー・スッタフ会員団体第1回交流会の報告
中央協同組合学園校友会
会長 町田重光
(株)日本農業新聞が制作・運営・管理をしているホームページの会員団体を対象とした第1回交流会が1月22日(金)JAビルで開催されました。74団体中23団体が出席、北は北海道から南は岡山までと広範囲にわたるものでした。会員団体数は今年度中に100以上になることが確実とのことで、全国のJAにホームページが広がりつつあることを実感しました。
74団体の中は、JA会員が43、都道府県中央会会員が10、都道府県連合会会員が6、校友会を含む全国段階会員が15で、中心はJA会員です。JA会員はホームページをショッピングサイト(センター)として開設し、農産物を販売しているのです。NHKの朝のニュース(1月25日)でも取り上げていましたが、福島のお米が大人気で、お米に限らず魚、肉などの人気も高く、生産者・消費者とも評判がよいとのことでした。
交流会では、新潟・JA魚沼みなみのショッピングサイト運用についての報告がありました。JA魚沼みなみのホームページ(オンラインショップ)を見ると“ようこそコシヒカリのふるさとへ”とあり“人と自然が育んだ天恵の美味”と続き、おすすめ商品の写真が並んでいます。人気No.1とか、限定商品といったコメントもついています。人気No.1はもちろん魚沼産コシヒカリです(5Kg 3,200円)。そして、お米のおいしい炊き方も分かるようになっています。
こうしたホームページ作りを誰がやっているのかが今日わかりました。先ず、JA魚沼みなみの担当者がおります。そして、日本農業新聞のアナザー・スッタフ(もうひとりのスタッフ)がいます。今日までは、これが全てだと思っていたのですが、実は、この他にもう2人(もう2社)あったのです。1社は、魅力あるホームページ、効果的なホームページの制作に智慧を貸してくれるアンカーテクノロジー(株)、もう1社は、ホームページを見た人を詳細に分析し(アクセスログ解析)し、より良いホームページ、求められるホームページ作りの材料を提供してくれる(株)イー・サポートです。
ホームページの良いところは、農産物直売所サイトを通じて、生産者の思いが直接消費者に繋がることだと思います。サイトでの売り上げは、JA全体の売り上げからすれば、ごく一部に過ぎないかも知れませんが消費者がどのようなものを求めているかが分かり、JAの生産・販売戦略に大きなヒントを与えてくれると思います。
私たち校友会には売るべき商品はないのですが、こうしたスタッフの智慧と力を借りながら、より多くの会員にアクセスしてもらえる、楽しい、有意義なホームページにしていきたいと思った次第です。
ちなみに、交流会の冒頭、全中の久保広報部長(中組学園11期卒)が来賓のあいさつをし、懇親会の冒頭、私(短大5期卒)が乾杯の音頭を取りました。今後毎年開催したいとのことですので、楽しみです。