中央協同組合学園校友会

校友会の運営

第17回総代会開催結果について

 第17回通常総代会は、令和6年6月15日(土)11時30分よりJAビル3階302会議室におきまして、総代31支部(本人出席4支部、書面議決書出席27支部)、役員および次期役員候補者10名出席のもと開催されました。はじめに、物故者となられました方々に対しまして出席者全員起立のうえ黙祷を行い、ご冥福お祈りいたしました。

 中家 徹校友会会長より開会のあいさつ、JA全中教育部田村部長より来賓祝辞があり、その後、中家会長が議長となり議事に入りました。提案いたしました第1号議案「第17事業年度事業報告・収支決算及び財産目録に関する件」、第2号議案「第18事業年度事業計画案及び収支予算案に関する件」、第3号議案「役員選任に関する件」について、すべて原案通り承認されました。

 以下、それぞれの議案内容について抜粋してご報告いたします。

【第1号議案】 第17事業年度 事業報告・収支決算及び財産目録に関する件

Ⅰ 第17事業年度 事業報告書
【令和6年4月1日から令和9年3月31日まで】

1. 活動の概況

 昭和44年9月に東京・高尾に開設された「中央協同組合学園」は、この度、JA全国中央会と東京都との売買契約に基づき、令和3年の「JA全国教育センター」移転後に譲渡・解体されることが決定されました。

 本移転にあたり、我々校友会は、高尾の地における協同組合教育の系譜等を辿り、協同組合教育の重要性と普遍性を再確認し、協同組合理念に基づくJA自己改革の取り組み強化とJA運動現場における校友会活動の更なる活性化を期し、「中央協同組合学園・JA全国教育センター感謝の集い」並びに「学園ホームカミングツアー」を新型コロナウイルスの感染拡大の中ではありましたが、JA全中との共催により開催いたしました。

 また、本年度事業計画の推進にあたりましては、従来の活動内容を踏襲しつつ上記セミナーに加え新たに1地区で開催した研究セミナーを通じて支部組織の活性化を模索してまいりました。

 なお、東京・高尾に設置されている「JA全国教育センター」(前中央協同組合学園)の譲渡・解体に伴い、校友会事務局も令和4年7月に東京大手町JAビル内のJA全中教育部に移転いたしました。

 以下、項目別活動報告は次の通りになります。

(1) 支部組織の活性化
   「研究セミナー」を活用し支部会員相互の交流・親睦を勧めながら支部組織の活性化を図ってまいりましたが、校友会活動の基本である支部独自による定期総会または交流・親睦会の一層の促進を図るため、前年度から「組織活動強化対策費助成規程」第2条(支部活動事務費)の支給の一時停止を解除し助成金を再開することといたしました。
(2) 会員を対象にした研究セミナーの開催
   JAグループに勤務又は在籍していた中央協同組合学園卒業生及びマスターコース修了生を対象に、第6回研究セミナー(沖縄・南九州地区)を令和5年7月29日JA沖縄会館で開催いたしました。
 セミナーには、学園・マスターコース卒業生等19名の参加を得て、JAグループが抱えるJA改革推進等の諸問題について講演・討論を行い、協同組合活動並びに協同組合教育の重要性の確認を行うとともに、情報交換による会員相互の親睦・連携の強化を図り、盛会で有意義なセミナーとなりました。
(3) 中央協同組合学園・JA全国教育センター感謝の集い
   標記集いを令和3年10月22日(金)にJA全中との共催により開催しました。
 なお、当初集いには全国の支部より参加を募る予定でしたが、コロナ禍のため校友会本部役員・マスター在校生・JA全中関係者の一部のみと限定し開催せざるを得なくなりました。
 このため、参加できない会員等でも全国どこでも視聴可能となるよう集いを録画し全国にWeb配信するとともに、解体前の学園施設の姿をどうしてももう一度見たいとの要望に応えるため、令和4年1月22日(土)・4月16日(土)・4月23日(土)に寮・本館教室等の施設見学をメインとした「学園ホームカミングツアー」を開催しました。
(4) ホームページによる情報提供
   本部校友会の活動状況、感謝の集いのweb配信及びセミナー開催経過等に関する情報提供には一定の成果を上げることができました。
 ただ、新型コロナの影響による同期会等の中止や延期もあり、「交流ひろば」を活用した同期会等の開催経過など会員相互の情報交換は、低迷したものとなりました。
(5) JA全国教育センターの諸行事に対する協力・支援
   経営マスターコース生募集活動への協力、開校式・修了式等諸行事への臨席など、JA全国教育センターの事業に協力・支援を行いました。
(6) 会員名簿の更新と原簿の保守・管理
   「JA全国教育センター」の譲渡に伴う校友会事務局が移転したことから、新たに事務局を置いたJA全中教育部事務局の混乱を避けるため、例年最終年に行っていた原簿の保守・管理・更新作業は実施いたしませんでした。

2.同期会及び諸会議の開催状況

業務内容
3 4 1 二役会議開催
3 4 24 会計監査
3 6 5 第16回通常総代会
3 8 2 二役会議開催
3 10 22 中央協同組合学園・JA全国教育センター感謝の集い開催
3 10 29 JA全国大会出席
3 12 6 二役会議開催
4 1 22 学園ホームカミングツアー開催
4 1 25 三役会議開催
4 4 1 二役会議開催
4 4 1623 学園ホームカミングツアー追加開催
4 5 14 役員会開催
4 6 8 藤木しんや氏に推薦状
4 7 11 藤木しんや氏へ当選の祝電
4 9 17 第6回研究セミナー(徳島県支部)
コロナ感染拡大により延期→中止
4 11 1 学園解体工事清め祓い式の開催
4 11 22 基金口定期預金1,300万解約し、一般口へ振替
5 3 8 二役会議開催
5 3 10 マスターコース修了式
5 4 3 三役会議開催
5 4 10 マスターコース開講式
5 5 13 役員会開催
5 7 29 中央協同組合学園校友会 第6回研究セミナー
5 9 2 中家徹氏 全中会長勇退記念 中央協同組合学園校友会近畿の集い開催
5 11 12 一期二期合同同期会
5 11 14 三期生同期会
5 11 15 二役会議開催
5 12 4 七期生七色だるま会同期会
6 2 28 三役会議開催
6 3 9 令和5年度高尾会総会(福岡県)
6 3 18 五期生同期会開催

3.会員の動静

 会員の動静について、個人情報保護法により、資料に掲載するにはご遺族の方から承諾を得る必要等もあり、現状困難と判断し休止いたしました。

Ⅱ 第17事業年度 収支決算書
【令和3年4月1日から令和6年3月31日まで】

≪一般会計≫

【収入の部】

[単位;円]

勘定科目 予算額A 決算額B 増減A-B
助成金 1,080,000 1,840,000 -760,000
セミナー助成金 750,000 385,525 364,475
雑収入 10,000 172 9,888
繰入金 1,700,000 1,700,000 0
小  計 3,540,000 3,925,637 -385,637
前事業年度繰越金 901,000 12,774,845 -11,873,845
合  計 4,441,000 16,700,542 -12,259,482

【支出の部】

[単位;円]

勘定科目 予算額A 決算額B 増減A-B
旅費交通費 590,000 306,316 283,684
通信費 500,000 486,573 13,427
会議費 320,000 281,513 38,487
消耗印刷費 80,000 21,575 58,425
支部経費 250,000 91,048 158,952
事務局費 360,000 360,000 0
研究会費 2,000,000 1,172,044 827,956
雑費 50,000 38,112 11,888
予備費 200,000 0 200,000
小  計 4,350,000 2,757,181 1,592,819
次事業年度繰越金 91,000 13,943,361 -13,852,361
合  計 4,441,000 16,700,542 -12,259,542

【第2号議案】 第18事業年度事業計画及び収支予算に関する件

Ⅰ 第18事業年度 事業計画
【令和6年4月1日から令和9年3月31日まで】

 校友会は、昭和44年9月29日に「中央協同組合学園校友会」として発足して40余年の歴史を歩んでまいりました。この間、先輩諸氏からの度重なる浄財の拠出、会員相互の協力支援、更に全国農業協同組合中央会(JA全中)からの助成金などにより運営されてまいりました。

 しかし、校友会活動の基盤となる支部では、活動を支える役員の後継者不足や世話役として動ける事務局員の不在などが大きな課題となっております。

 一方、JAグループは厳しい環境の中にあって自己改革の取り組みを鋭意進めておりますが、農業従事者の高齢化・後継者不足による農村基盤の弱体化等これを阻む多くの課題に直面しております。

 このような危機にあっても“ピンチをチャンス”と捉え成長・発展を目指して行くことが求められており、多くのJA役職員(会員)を抱えている校友会は、本年度の事業計画策定にあたり、支部組織の活性化、研究セミナーの開催、会員名簿の更新、ホームページによる情報提供等を推進しながら、従来の活動内容を充実してまいります。特に、研究セミナー開催にあたっては支部組織の活性化を絡めて支部会員の交流親睦を積極的に図ってまいります。

 以下、項目別活動計画は次の通りになります。

(1) 支部組織の活性化
   前年度見直しを行いました「組織活動強化対策費助成規程」による「組織活動強化対策費助成金」の一層の活用促進を図り、校友会活動の基本である支部独自による定期総会または交流・親睦会の一層の促進を図ってまいります。
(2) 研究セミナーの開催
   研究セミナーにつきましては、研究セミナー等を通した交流会の機会作りや各支部への声掛けにより解消に努めてまいりましたが、未実施支部組織の活性化対策としてのさらに位置づけて、次の内容で取り組むことといたします。
 ①開催時期及び場所
令和6年(2024年)
令和7年(2025年)
令和8年(2026年)
東北・北海道、北関東、
東京

 ②参加者
  地区30名程度(学園卒業生及びマスターコース修了生)
 ③内容
  基調講演、体験報告、全国及び各県支部の活動報告、懇親会
(3) 会員名簿の更新と原簿の保守・管理
   校友会の組織を将来に向けて維持する手段として、本年度も会員の動向を把握するため本部が保守管理している原簿をコピーして全支部へ送り更新作業を実施いたします。
(4) ホームページによる情報提供
   本年度もホームページを活用し本部校友会の活動状況を迅速に提供してまいります。
 また、ホームページは会員同志の動向を知るための手段として有効であり「交流ひろば」の積極的な活用を促進してまいります。
(5) JA全国教育センターの活動に対する協力・支援
   本年度もJA全国教育センターの諸活動に協力・支援として、特に、各支部組織へマスターコースへの派遣の勧誘を実施するとともに、修了生の校友会加入を推進いたします。
(6) 校友会の運営に係る検討
   校友会の資産が減少していくことに鑑み、今後の組織のあり方を検討する。

Ⅱ 第18事業年度 収支予算(案)
【令和6年4月1日から令和9年3月31日まで】

≪一般会計≫

【収入の部】

[単位;円]

勘定科目 18年度予算額A 17年度実績額B 増 減A-B
助成金 1,080 1,840 -760
セミナー助成金 750 386 364
雑収入 10 0 10
繰入金 0 1,700 -1,700
小計 1,840 3,926 -2,086
前事業年度繰越金 13,943 12,774 1,168
合計 15,783 16,700 918

【支出の部】

[単位;円]

勘定科目 18年度予算額A 17年度実績額B 増 減A-B
旅費交通費 840 306 534
通信費 500 487 13
会議費 320 282 38
消耗印刷費 80 22 58
支部経費 250 91 159
事務局費 1,080 360 720
研究会費 2,000 1,172 828
雑費 50 38 12
予備費 200 0 200
小  計 5,320 2,757 2,563
次事業年度繰越金 10,463 13,943 -3,480
合計 15,783 16,700 -917

【第3号議案】 役員選任に関する件

 新しい役員名については、役員・支部長一覧をご覧下さい。

令和6年6月現在

役名 氏名 卒業期 所属団体・役職名
会長 中家徹 学園1期 前全国中央会会長前和歌山県中央会・各連共通会長
副会長 漆原正二 学園7期 山梨県中央会OB
副会長 久保信春 学園11期 全国共済会OB
幹事長 星善之 学園12期 全国共済会OB
常任幹事 多田洋右 学園3期 千葉県共済連OB
金子達郎 学園6期 神奈県中央会OB
楯利彦 学園12期 長野県厚生連
木下春雄 学園13期 家の光協会
米倉修 学園13期 JA長生OB
松本誠悦 学園19期 北海道厚生連
熊田陽介 学園22期 家の光協会
監事 山田龍也 学園6期 埼玉県共済連OB
原田悟 学園11期 山梨県共済連
渡辺毅 学園13期 福島県中央会

都道府県支部長

令和6年6月現在

支部 支部長 期別 通期
北 海 道 猪野毛明次 短大10期 39期
青森 加藤秀衛 学園1期 45期
岩手 鷹木嘉孝 短大13期 42期
宮城 松浦礼恭(幹事長) 学園21期 65期
秋田 高橋泉 学園13期 57期
山形 岡崎雄二 学園5期 49期
福島 柳澤昭通 通信7期 41期
茨城 大和田岳二 学園10期 54期
栃木 (空席)
群馬 斉藤森雄 短大13期 42期
埼玉 山田龍也 学園6期 50期
千葉 (空席)
東京 細江哲也(代行) 学園13期 57期
神 奈 川 金子達郎 学園6期 50期
山梨 原田悟 学園11期 55期
長野 春日十三男 学園4期 48期
新潟 川島敏和 学園4期 48期
富山 市森和之 協組28期 28期
石川 (空席)
福井 川渕恵蔵 学園10期 54期
岐阜 中川由治 短大8期 37期
静岡 青山吉和 学園4期 48期
愛知 鈴木英則 学園1期 45期
三重 佐々木実 学園3期 47期
滋賀 北川公清 短大7期 36期
京都 大槻正治 学園1期 45期
大阪 南川浩一 協組21期 21期
兵庫 水田稔雄 学園11期 55期
奈良 新谷重治 短大13期 42期
和 歌 山 中家徹 学園1期 45期
鳥取 前坂英雄 短大12期 41期
島根 田中徹 学園16期 60期
岡山 妹尾晴人 学園18期 61期
広島 須野田健二 学園14期 58期
山口 安部勝次郎 短大3期 32期
徳島 山下延利 通信1期 35期
香川 大崎松一 短大12期 41期
愛媛 竹村章 短大5期 34期
高知 山本修男 通信3期 37期
福岡 中園秀輝 学園4期 48期
佐賀 杉原浩樹 学園12期 56期
長崎 林田哲男 学園1期 45期
熊本 北原和幸 学園20期 64期
大分 麻生慎一郎 学園19期 63期
宮崎 三田井研一 学園8期 52期
鹿 児 島 (空席)
沖縄 平良清武 短大1期 30期