中央協同組合学園校友会

校友会からのお知らせ

新入会の28名をご紹介します

中央協同組合学園校友会
会長 町田重光

 平成23年3月10日、平成22年度(第12期)JA経営マスターコース生の修了式があり、28名が1年間の学習を終え、所属のJAに帰りました。28名の修了生は、即日、校友会に入会いたしました。個々の方々の所属する支部の支部長には、氏名を連絡いたしておりますので、支部での催しなどの際には、顔合わせ願い、交流いただきますようお願いいたします。以下、都道府県名、およびJA名のみ掲載いたします。

北海道・北ひびき 岩手・新いわて 岩手・いわて中央 岩手・いわて花巻 
宮城・仙台 宮城・みやぎ仙南 秋田・秋田しんせい 秋田・秋田ふるさと
山形・さがえ西村山 東京・町田市 東京・東京中央 神奈川・さがみ
長野・佐久浅間 長野・松本ハイランド 静岡・静岡市 静岡・大井川
静岡・遠州中央 静岡・とぴあ浜松 愛知・あいち中央 兵庫・兵庫六甲(2名)
奈良・ならけん 島根・雲南 島根・いずも 愛媛・おちいまばり
愛媛・えひめ中央 愛媛・えひめ南 沖縄・おきなわ

 当日は、修了式に先立ち、童門冬二塾長の記念講演がありました。童門塾長は、美濃部都知事の時に知事秘書などを務めた人ですが、都庁を退職されてから作家となり、上杉鷹山、二宮金次郎、親鸞、直江兼続など歴史上の人物をとりあげた小説を数多く書いております。平成11年4月にJA経営マスターコース塾長に就任されています。

 今回の記念講演は「JAの次代を担うリーダーに期待する」というタイトルでした。冒頭協同組合は人と人とのつながり、心と心のつながりだと述べられ、孔子の言葉「恕」(じょ)=おもいやりの心・相手の立場に立って物事を考える心=が肝要であり、組合員・消費者のニーズの変化に応える経営をしなければならないと話されました。その後、孟子・渋沢栄一・徳川慶喜・松平定信など歴史上の人物の話をされ、最後に上杉鷹山が家臣のひとりひとりが「火種」となって改革を広げることで大変困難な米沢藩の財政改革を成し遂げた話をされ、今は、TPPなど問題が山積しており、JAはみなさんの火種に大きな期待をしていると結ばれました。

 修了式は、全中・茂木会長のあいさつに始まり、来賓祝辞、学習報告の後、修了証書が授与されました。その後、優秀論文表彰、決意表明、修了生からの記念品拝受と続き、最後に最優秀論文「地域づくりは人づくり」(JA兵庫六甲)が発表され閉会となりました。

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講演する童門冬二塾長