第3回研究セミナー盛会に終了
中央協同組合学園校友会
幹事長 田川隆敏
第3回研究セミナーを昨年の関西地区に続き、今回は九州・沖縄地区の学園卒業生に呼び掛け、去る2月18日(土)13時よりJA熊本中央会会議室において25名の参加者が集い開催されました。
はじめに、先の大震災において亡くなられた方々のご冥福をお祈りして出席者全員で1分間の黙祷を捧げました。
セミナーでは中家校友会会長より開会挨拶、熊本県校友会支部長 高濱頼光氏(5期生・JA熊本経済連常勤監事)より歓迎挨拶、JA全中教育部嘱託 田中照良氏より「JAを取り巻く状況」「教育センター移転の動向」などの情勢報告及び「学園の思い出」、続いて中家校友会長がJA和歌山中央会長の立場で「これからのJAと役職員力」という演題で記念講演が行われました。
更に、JA福岡市代表理事専務 清水秀喜氏(4期生)より体験発表があり、副会長の久保信春氏(JA全国共済会専務)が講評を含め会が閉じられました。
田中照良氏は情勢報告の中で「JA職員養成教育のおおまかな流れ」と題して、くらしと協同2014春号に掲載されました「JAの中央段階における教育活動の60年」の中から協同組合短期大学の展開、中央協同組合学園の展開、JA全国教育センターの展開等についての説明があり参加者は興味深く聞き入っておりました。
記念講演で中家 徹氏(JA和歌山中央会長)は、4つのテーマを取り上げ、(1)JAグループ3つの危機 (2)納得出来ぬ新農協法と規制改革推進会議提言 (3)農を基軸とした地域協同組合へ(自己改革の実践) (4)2017年の漢字は「環」 (5)問われる役職員力など地域協同組合の発展に期待を寄せ、その運営にあたる役職員は如何にあるべきか、を熱く語られました。
体験発表では清水秀喜氏(4期生)より「農協改革に対する一考察」と題して、JA福岡市の経営理念・行動指針・ビジョン、想いなどについてお話があり参加者の共感を呼びました。
懇親会では、参加者が和気あいあいの雰囲気の中、同窓の仲間としての交流が図られ「有意義な会」と評価されました。
開会挨拶 校友会長 中家 徹氏
歓迎挨拶 熊本県支部長 高濱頼光氏
情勢報告 JA全中教育部 田中照良氏
体験発表 JA福岡市専務 清水秀喜氏
全体スナップ
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