校友会では第15回通常総代会を平成30年6月2日(土)11時よりJAビル3階「303会議室」において開催いたします。提出議案は次の通りになります。
ご意見ご要望等がございましたら事務局(幹事長042-543-7858)までご連絡お願いいたします。なお、都道府県の支部に対しましては5月上旬に開催通知および資料をご送付いたしました。
第15回 通常総代会次第
1.開会
2.物故者慰霊黙祷
3.会長挨拶
4.議長選出
5.議事録署名人の選任および書記の指名
6.議事
第1号議案 第15事業年度 事業報告・収支決算及び財産目録に関する件
第2号議案 第16事業年度 事業計画(案)及び収支予算(案)に関する件
第3号議案 役員選任に関する件
7.新役員あいさつ
8.閉 会
【第1号議案】
Ⅰ 第15事業年度 事業報告書
(平成27年4月1日から平成30年3月31日まで)
1. 活動の概況
校友会は、昭和48年9月に「中央協同組合学園校友会」として発足以来、初めて本会会長がJA全中第15代会長に就任するという歴史的な年度になりました。
我々の協同組合運動学びの地である「高尾」から、まさに歴史的なJAグループ最高指導者を輩出することとなりました。全国のJA現場を支える会員皆様方からの熱いご支援を心よりお願い申しあげます。
このような中、本年度は事業計画の推進にあたりまして支部組織の活性化、研究セミナーの開催などを模索しながら従来の活動内容を踏襲してまいりました。
支部組織の活性化につきましては、支部活動を支える役員の後継者不足並びに世話役として動ける事務局員の不在などから活動が停滞しているように思われました。
研究セミナーにつきましては、2回開催いたしまして記念講演・体験発表・情報交換など支部間及び会員間の交流親睦を図ることができました。
収支予算につきましては、JA全中からの助成金も継続されましたが、運営資金の不足は否めず経費の見直しを計りながら活動計画を推し進めてまいりました。
以下、項目別活動報告は次の通りになります。
(1) | 支部組織の活性化 | ||
これまで各支部に対して定期総会または交流親睦を目的とした情報交換会等の開催を積極的に図る方策の1つとして交付しました「組織活動強化対策費助成規程」による総会助成金を本年度より一部改正いたしまして活動事務費(通信費等)として活用できるようにしましたが6支部からの交付申請にとどまり成果を上げることが出来ませんでした。 しかしながら、支部間および会員間の交流親睦については研究セミナーの際に活発な情報交換を図ることができました。次年度に向けて更なる検討を加え実施したい。 |
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(2) | 会員名簿の更新と原簿の保守・管理 | ||
これまで通り最終年に原簿の保守・管理のための更新作業を実施いたしました。 本年度はモデルケースとして平成29年10月10日付にて、これまで継続的に更新手続きが出来ている30支部を対象に行いました。次年度は例年通り全支部を対象に実施したい。 |
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(3) | ホームページによる情報提供 | ||
本部校友会の活動状況、特にセミナー開催経過等についての情報提供には一定の成果を上げることができました。 また「交流ひろば」を活用した支部総会等に関する情報提供及び同期会等の開催経過など会員相互の情報交換に繋がったことと思われます。 |
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(4) | 会員を対象に研究セミナーの開催 | ||
前年度(第14事業年度)にモデルケースとして開催しました第1回東京都及び南関東地区(東京・埼玉・千葉・神奈川・山梨)【参加者30名】を参考に2地区で開催することが出来ました。第2回は関西地区(滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山)を対象に平成28年1月30日(土)JA滋賀中央会研修室【参加者32名】、更に第3回は九州・沖縄地区(福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄)を対象に平成29年2月18日(土)JA熊本中央会大会議室【参加者23名】においてJAグループに在籍する学園卒業者を対象に実施いたしました。 2地区とも多くの学園卒業生の参加を賜り盛会で有意義なセミナーとなりました。 詳しくは、ホームページ「校友会からのお知らせ」をご覧ください。 |
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(5) | JA全国教育センターの諸行事に対する協力・支援 | ||
経営マスターコースに関する諸行事などJA全国教育センターの事業に協力・支援を行いました。 |
Ⅱ 第15事業年度 収支決算書
(平成27年4月1日から平成30年3月31日まで)
≪一般会計≫
【収入の部】
[単位:円]
勘定科目 | 予算額A | 決算額B | 増減 B-A | 主な明細 |
---|---|---|---|---|
助成金 | 900,000 | 1,080,000 | 180,000 | JA全中より活動助成金 |
セミナー助成金 | 200,000 | 673,740 | 473,740 | JA全中よりセミナー開催助成金 |
雑収入 | 10,000 | 572,670 | 562,670 | 西山元会長よりの預り金50万円繰入 普通貯金・定期貯金等利息 |
繰入金 | 676,000 | 0 | 676,000 | 基金積立からの繰り入れ |
小計 | 1,786,000 | 2,326,410 | 540,410 | |
前事業年度繰越金 | 2,324,423 | 2,324,423 | 0 | |
合計 | 4,110,423 | 4,650,833 | 540,410 |
【支出の部】
[単位:円]
勘定科目 | 予算額A | 決算額B | 増減 B-A | 主な明細 |
---|---|---|---|---|
旅費交通費 | 728,000 | 605,400 | ▵122,600 | 諸会議等の旅費、事務局用務旅費 |
通信費 | 478,000 | 502,896 | 24,896 | ホームページ運営費、郵送料、切手代 |
会議費 | 282,000 | 190,196 | ▵91,804 | 総代会・役員会等の会議室料、会食費 |
消耗印刷費 | 222,000 | 140,587 | ▵81,413 | 諸会議等の資料印刷費、事務用品代 |
支部経費 | 650,000 | 313,344 | ▵336,656 | 支部・同期会等開催助成金 |
事務局費 | 900,000 | 900,000 | 0 | 事務局経費 月額25,000×36ヵ月 |
研究会費 | 500,000 | 1,233,523 | 733,523 | 研究セミナー開催経費(2回分) |
雑費 | 50,000 | 25,596 | ▵24,404 | セミナー開催県へお礼、 関係機関品代 |
予備費 | 200,000 | 133,458 | ▵66,542 | 会議室料、調査費、他 |
小計 | 4,010,000 | 4,045,000 | 35,000 | |
次事業年度繰越金 | 100,423 | 605,833 | 505,410 | |
合計 | 4,110,423 | 4,650,833 | 540,410 |
※収入金額 4,650,833円、支出金額 4,045,000円、差引金額 605,833円(次事業年度繰越金)
≪特別会計(基金)≫
基金 | 2,640万円 | 使途不明金 |
---|---|---|
回収額 | 1,500万円 | 第14事業年度までの回収額1,230万円 第15事業年度における回収額270万円 |
未回収額 | 1,140万円 | 平成30年3月末現在 |
Ⅲ 財産目録
(平成30年3月31日現在)
資産の部
現金 0円
預金 15,605,833円
普通貯金(JA津久井郡) 2,605,833円
定期貯金(JA津久井郡) 13,000,000円
未収金 11,400,000円
未回収基金 11,400,000円
計 27,005,833円
負債の部
仮受金 0円
計 0円
※仮勘定(仮受金)で計上の西山元会長からの預り金500,000円を平成30年3月31日付にて雑収入へ繰り入れ処理いたしました。
差引正味財産 27,005,833円
第15事業年度の事業報告書・収支決算書及び財産目録を通常総代会に提出いたします。
平成30年4月26日
会長 中 家 徹
副会長 中 田 辰 英
副会長 久 保 信 春
幹事長 田 川 隆 敏
常任幹事 多 田 洋 右
〃 山 田 龍 也
〃 漆 原 正 二
〃 牧 島 保 昌
〃 布 施 明 男
〃 木 下 春 雄
〃 渡 辺 毅
〃 松 本 誠 悦
〃 熊 田 陽 介
会則第7条第2項(4)に基づき、この会の業務・会計を平成30年3月末時点に於いて活動記録・残高試算表・会計帳簿・証憑書類・預貯金通帳等を基に監査した結果、予算管理を含め適正であると認めます。
平成30年4月7日
監事 金 子 達 郎
〃 星 善 之
〃 細 江 哲 也
【第2号議案】
Ⅰ 第16事業年度 事業計画(案)
(平成30年(2018年)4月1日から平成33年(2021年)3月31日まで)
校友会は、昭和48年9月29日に「中央協同組合学園校友会」として発足して40余年の歴史を歩んでまいりました。この間、先輩諸氏からの度重なる浄財の拠出、会員相互の協力支援、更に全国農業協同組合中央会(JA全中)からの助成金などにより運営されてきました。
しかしながら、校友会活動の基盤となる各支部においては支部活動を支える役員の後継者不足並びに世話役として動ける事務局員の不在などが大きな課題となっております。
一方、JAグループは取り巻く厳しい環境の中で自己改革に取り組んでいますが、これを阻むような「農業・農村の危機」「JAの組織・事業・経営の危機」「協同組合の危機」の三つの危機に直面しています。これらの危機に関連する大きな問題は農業従事者の高齢化と後継者不足による農村基盤の弱体化です。
しかしながら、このような危機にあっても“ピンチをチャンス”と捉え成長・発展を目指して行くことが求められています。
このような中で、多くのJA役職員(会員)を抱えている校友会は、本年度の事業計画策定にあたり支部組織の活性化、研究セミナーの開催、会員名簿の更新、ホームページによる情報提供等を推進しながら従来の活動内容を充実してまいります。特に、研究セミナー開催にあたっては支部組織の活性化を絡めて支部会員の交流親睦を積極的に図ってまいります。
また、中央協同組合学園(現JA全中教育センター)の移転に伴う記念事業として「記念セミナー開催」及び「学園のあゆみ編集」なども進めてまいります。
収支予算案につきましては、JA全中からの助成金も継続されることになりましたが、活動計画を推し進めるには経費の見直しを図りながら収入の不足分を基金の一部を取り崩しで賄うことになります。
以下、項目別活動計画は次の通りになります。
(1) | 支部組織の活性化 | ||
支部組織の活性化につきましては、これまで「組織活動強化対策費助成規程」により助成金を活用した支部独自による定期総会または交流親睦会などの開催促進及び「支部組織活性化対策プロジェクトチーム」による支部活動の支援などを推進しましたが、いずれも目立った成果に結びつかず現在に至っております。 そこで、本年度はこれまでの方策を見直し、今後は「研究セミナー」を活用して支部会員相互の交流親睦を勧めながら活性化を図ることといたします。 【これまでの方策見直し】 ※「組織活動強化対策費助成規程」第2条(支部活動事務費)の支給を第16事業年度は一時停止といたします。 ※「支部組織活性化対策プロジェクトチーム」は解散いたします。 更に、支部組織の活性化に影響を及ぼしていると思われる支部活動を支える役員の後継者不足並びに世話役として動ける事務局員の不在などについて解消に努めてまいります。 |
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(2) | 研究セミナーの開催 | ||
研究セミナーにつきましては、これまでの実施要領を見直し、開催に合わせて支部組織の活性化対策としての位置づけを強化して、次の内容で取り組むことといたします。 1.開催時期及び場所 平成30年(2018年)11月以降・・・長野県(信越地区の支部に呼びかける) 平成32年(2020年)10月以降・・・島根県(中国地区の支部に呼びかける) 2.参加者 各地区30名程度(学園卒業生及びマスターコース修了生) 3.内容 基調講演、体験報告、全国及び各県支部の活動報告、懇親会 |
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(3) | 中央協同組合学園移転記念事業(改称)の開催 | ||
東京高尾同学園施設の移転を踏まえ標記記念事業に取り組み、協同組合教育の系譜並びに重要性を再確認することにより協同組合理念に基づくJA自己改革への取り組み及び校友会活動の認知向上を図ることといたします。 記念事業は「記念セミナー」開催と「学園のあゆみ」編集に取り組み、JA全中との共催または後援等を模索いたします。 ◎記念セミナー開催 1.開催時期及び場所 平成31年(2019年)10月以降、JA全国教育センター(旧中央学園)において 2.参加予定者 校友会関係者(各支部代表・学園卒業生・マスターコース修了生) JA全中及び学園関係者(役職員・元学園講師) 3.内容 ・基調報告1 協同組合教育の系譜 ・基調報告2 協同組合教育の今日的価値 ・記念講演 外部講師の招聘 ・記念パーティー ◎学園のあゆみ編集(ホームページに掲載) 協同組合教育の系譜(施設歴史・カリキュラム・歴代学園長、講師・卒業名簿) 学園の思い出(卒業生・講師・職員の執筆) |
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(4) | 会員名簿の更新と原簿の保守・管理 | ||
会員名簿の更新につきましては、校友会の組織を将来に向けて維持する手段として大切で本年度も会員の動向を把握するために本部が保守管理している原簿をコピーして全支部へ送り更新作業を実施いたします。 | |||
(5) | ホームページによる情報提供 | ||
本年度もホームページを活用しまして本部校友会の活動状況を提供いたします。 また、ホームページは会員同志の動向を知るための手段として有効であり「交流ひろば」の積極的な活用を促進いたします。 |
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(6) | JA全国教育センターの活動に対する協力・支援 | ||
本年度もJA全国教育センターの諸活動に協力・支援いたします。 |
Ⅱ 第16事業年度 収支予算(案)
(平成30年(2018年)4月1日から平成33年(2021年)3月31日まで)
≪一般会計≫
【収入の部】
[単位:千円]
勘定科目 | 本年度予算額A | 前年度実績額B | 増減 A-B | 主な明細 |
---|---|---|---|---|
助成金 | 1,080 | 1,080 | 0 | JA全中より活動助成金 |
セミナー助成金 | 750 | 674 | 76 | JA全中よりセミナー開催助成金(3回) |
雑収入 | 10 | 572 | ▵562 | 普通貯金・定期貯金等利息 他 |
繰入金 | 2,710 | 0 | 2,710 | 基金からの繰入額 |
小計 | 4,550 | 2,326 | 2,224 | |
前事業年度繰越金 | 605 | 2,324 | ▵1,719 | |
合計 | 5,155 | 4,650 | 505 |
【支出の部】
[単位:千円]
勘定科目 | 本年度予算額A | 前年度実績額B | 増減 A-B | 主な明細 |
---|---|---|---|---|
旅費交通費 | 630 | 605 | 25 | 諸会議等の旅費、事務局用務旅費 |
通信費 | 500 | 503 | ▵3 | ホームページ運営費、郵送料、切手代 |
会議費 | 320 | 190 | 130 | 総代会・役員会等の会議室料、会食費 |
消耗印刷費 | 200 | 141 | 59 | 諸会議等の資料印刷費、事務用品代 |
支部経費 | 250 | 313 | ▵63 | 同期会助成金 |
事務局費 | 900 | 900 | 0 | 事務局経費 月額25,000円×36ヵ月 |
研究会費 | 2,000 | 1,234 | 766 | 研究セミナー及び記念セミナー開催経費 |
雑費 | 50 | 26 | 24 | 香料、弔電、関係機関品代他 |
予備費 | 200 | 133 | 67 | |
小計 | 5,050 | 4,045 | 1,005 | |
次事業年度繰越金 | 105 | 605 | ▵500 | |
合計 | 5,155 | 4,650 | 505 |
※収入金額5,155千円、支出金額5,050千円、差引金額105千円(次事業年度繰越金)
≪特別会計(基金)≫
基金 | 2,640万円 | 使途不明金 |
---|---|---|
回収額 | 1,770万円 | 第15事業年度までの回収額1,500万円 第16事業年度における回収見込額270万円 (月額75,000円×36ヵ月) |
未回収額 | 870万円 | 平成33年3月末予定 |
【第3号議案】
Ⅰ 役員選任について
(平成30年6月2日から次期通常総代会開催日まで)
会則第7条第1項により、会長1名、副会長2名、幹事長1名、常任幹事7名、監事3名の選任について提案いたします。
なお、今年度につきましては参与2名設置することも併せて提案いたします。
[卒業期別・五十音順]
役名 | 氏名 | 卒業期 | 所属団体・役職名 | |
---|---|---|---|---|
会長 | 中家 徹 | 学園1期 | 全国中央会会長 和歌山県中央会・各連共通会長 |
|
副会長 | 漆原 正二 | 新 | 学園7期 | 山梨県中央会 OB |
久保 信春 | 学園11期 | 全国共済会 専務 | ||
幹事長 | 金子 達郎 | 新 | 学園6期 | 神奈川県中央会 OB |
常任幹事 (副幹事長) |
木下 春雄 | 新 | 学園13期 | 家の光協会 本部長 |
常任幹事 | 多田 洋右 | 学園3期 | JA佐原 常勤監事 | |
牧島 保昌 | 学園7期 | 長野県厚生連 専務 | ||
布施 明男 | 学園9期 | 群馬県農業健保 事務長 | ||
細江 哲也 | 新 | 学園13期 | JA東京中央 部長 | |
松本 誠悦 | 学園19期 | 全国厚生連 課長 | ||
熊田 陽介 | 学園22期 | 家の光協会 部長 | ||
監事 | 山田 龍也 | 新 | 学園6期 | 埼玉県共済連 OB |
星 善之 | 学園12期 | 全国共済会 部長 | ||
渡辺 毅 | 新 | 学園13期 | 福島県中央会 部長 |
※「新」は第15事業年度より役員を留任いたしましたが第16事業年度において役名が変わる方になります。
【参与】
中田 辰英 氏(前副会長・短大 5期・JA町田市OB)
田川 隆敏 氏(前幹事長・短大12期・東京都農林健保組合OB)