中央協同組合学園校友会

校友会からのお知らせ

第4回研究セミナーに参加して

学園7期7色(なないろ)だるま会 会長 佐伯芳成

 第4回校友会研究セミナーに参加して
 学園校友会盟友の皆さん 春を待つ余寒~雨水の砌、ご健勝の事と存じます。
 私は、学園をS53年3月に卒業した7期生7色(なないろ)だるま会会長で、校友会京都支部幹事長の佐伯です。私は先般1月に長野市であった第4回校友会研究セミナーに、エリア外参加して盟友達と研さんと交流を深めてまいりました。所感と校友会への思いの一端を報告いたします。

 研究セミナーは、これまで(1)H13 関東ブロック(学園) (2)H16 近畿(滋賀) (3)H18 九州(熊本) と全国ブロック持ち回りで開催され、各々約30名程度の参加者が交流の輪を紡いできた。この取り組みは、学園卒業生の年代・世代を超えた親睦の促進と、明日への実践の活力の機会として実に意義ある校友会イベントである。私自身、H16年滋賀県大津市であった第2回セミナーに近畿地区の7期生を誘い合って参加させてもらい、その盛り上がった気運が結果として。同年9月に学園で開くことのできた7色だるま会還暦同窓会に繋がりました。

 大津の時は、当時校友会本部常任委員になった漆原氏に会いに行くのと、一期生の中家校友会長を激励に行く事が主目的(笑)であったが、実践発表あり、学園時代の思い出話あり、取りまくJAグループの諸問題の研さんなど極めて有意義なものであった。そして今回、エリア外参加をさせてもらったのには、伏線がありました。それは、昨年6月の校友会総代会でも書面や口頭で発言したが、これからの校友会活動において『研究セミナー』の果たす役割が大きいと実感するからです。学園校友会本部では、支部活動やブロック活動の活性化を狙いにセミナーを仕掛けられた。それに応えて、盟友の我々は可能な限り校友会のネットワークを広げ、全国各地の色々な場面で協同運動に参画しなければいけないと思う。働く現場としてのJAを退職しても、組合員、地域住民としてJAの組織構成員、応援団としての役割はあるはずだ。そんな意味からも、セミナーには現役、退職者の壁はこれからも作らず開かれたものであってほしい。

 今回の第4回セミナーでは、エリア外参画は私1人であったが、開催ブロックの遠近を問わず参加の余地を開けておいてほしい。それから、セミナー全体あるいは懇親会の進め方への意見を一つ。参加者名簿には卒業期と名前、所属はあったが、参加者の全体の場での自己紹介の時間をしっかり取っていただきたい。参加者各々、学園で青春時代をすごし、JA組織等で熾烈な現場実践をして今がある。そんな思いのはけ口?(笑)を、セミナーのどこかに一寸でいいので作ってほしい。

 最後に、セミナーや校友会の各種イベントの懇親会時に不可欠な、我々にとってのテーマソング&校歌である「明日の大地に」と「学園歌」への想いを一言。私が参加した過去2回のセミナーの懇親会では、田中星児が歌った「明日の大地に」の歌詞が配られ参加者で肩を組み、手拍子をし合って大いに盛り上がった。一方、S55年に9期〜11期が在学中に生まれた「学園歌」は、全体の浸透度が低いためか、セミナーではまともに歌わることがないように思う。既に母校自体がなくなり、近い将来母校キャンパスをも失ってしまう事が自明な我々にとって、学園歌も大切な連帯の絆である。だから、「明日の大地に」と同様に、「学園」の歌詞を3番まで準備し、ご配布いただきたい。

 以上、今回の校友会研究セミナーにあたたかく迎えていただいた校友会本部の皆さん並びに4期生の春日長野県支部長に感謝を申し上げます。