学園ホームカミングツアー開催の報告
中央学園校友会 副会長 漆原正二
去る1月21日~22日と22日~23日の2コースを設定した、学園ホームカミングツアーをJA全国教育センター(旧中央協同組合学園)において開催しました。
これは、JA全中との共催により昨年10月に開催した「中央協同組合学園・JA全国教育センター感謝の集い」に参加出来なかった卒業生・関係者等に、現学園施設への最後の訪問機会を確保することを目的としたものでした。
オミクロン株が猛威を振るうコロナ第6波の中で、東京都も1月21日から「新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置」が適応される中でもあったことから、出席予定されていた人の中には、後ろ髪を引かれる思いでキャンセルをした方も多数おられたようですが、1月22日(土)午後、卒業生等計11名が集まってくれました。もちろん、宿泊も懇親会もありません。
先ず、正面玄関先での記念撮影(下記写真)、体育館へ。現在入寮中の第3・第4寮(旧第2寮)は道路から外観のみの見学でしたが、第2寮については、中に入って部屋の見学ができました。その後、食堂、耕心舎を横目に進み総合グラウンド、本館2階とそれぞれ見学をさせて頂きました。小生が学生の時は、4人・3人部屋が普通でしたので、綺麗な2人部屋を見て羨ましく思いました。また、食堂のテーブルには、当然のようにアクリル板が設置されているので、食事を楽しむという点では少し寂しく感じられました。現役のマスター生も生活しているので感染対策は重要です。
次に、本館4階の合同教室に移動です。全中より東京都との譲渡交渉の情勢報告を受けた後、校友会で作成し各都道府県支部長に既に配布しました記念のDVDにも収録してあります3本の動画の内、学園生活の1年を記録した学園記念映画を観ました。終了後は同室に展示された期別の卒業アルバムや卒業論文等の学園関係資料を自由に閲覧し、懐かしい学園生活の話で大いに盛り上がりながら解散となりました。
センターの施設利用の時間的制約及びコロナ禍の状況を踏まえ、全中で開催を判断して頂きましたが、卒業後初めて学園を訪れた卒業生もおり、短い時間でしたが出席者全員が一瞬で学園生に戻り、我々の学園生活を静かに見守り続けてくれた学園施設に心よりの感謝の時間となりました。
なお、情報では、グラウンド跡地にはオートキャンプ場が、本館跡地も何かしら活用されそうです。公園が出来上がった暁には、多くの卒業生等関係者の方々に足を運んで頂ければ幸いに存じます。
この度は多くの方々にご出席頂き誠に有難うございました。以上、報告を終わります。