中央協同組合学園校友会

校友会からのお知らせ

第6回研究セミナー(南九州地区)を沖縄で開催

中央協同組合学園校友会

 コロナ禍のため延期しておりました標記セミナーを、令和5年7月29日(土)JA沖縄会館において、沖縄・宮崎・鹿児島県の各支部等より25名の参加者を得て開催いたしました。

 中家校友会会長の開会挨拶に続き、開催地を代表しJA沖縄中央会 嵩原専務理事(学園15期)より歓迎の辞とともに本県も交流会を久しく実施できていないが、これを機に再開を検討したい旨のご挨拶を頂きました。

 その後、JA全中 木村教育部長よりJA教育センター・マスターコースの事業情勢について、同総務企画部 久保氏より東京都への譲渡に伴う学園施設の解体工事状況等について報告を受けました。

 続いて、JA全中 中家代表理事会長(学園1期)より「農業・JAグループをめぐる情勢と食料安全保障」について、最新データに基づく解説とともに、課題に対し農協はいかにして農家を支えていくのか熱い思いを込めた記念講演を頂きました。

 中家会長は、本年8月に任期満了により退任予定であられたことから、在任中の農政裏話等も紹介され、参加者はよりリアルに情勢を認識できたのではないかと思われます。

 また、実践報告として、JAおきなわ 宮平 淳子常務理事(学園15期)より「女性活躍に向けて、ワンステップ!」、みのり監査法人 神谷 忠沖縄県監査部長(マスターコース4期)より「人生の転機となったマスターコース」との演題で体験発表を頂きました。

 高尾で培った全国の人脈と学んだ誇りは、業務遂行にあたり強みと自信となったこと、そして、JAをめぐる情勢、特に職場・労働環境が激変する昨今、今後も協同活動発展の火種であり続けるためには、新たな挑戦をサポートする人材育成支援策等が緊要であるとの発表を頂きました。

 その後は、「メルキュールホテル」に会場を移し、懇親会を開催いたしました。

 懇親会では、漆原校友会副会長より開会挨拶を申し上げ、福井 芳利 前JAはまゆう副組合長 (学園5期)の発声により、沖縄名産「オリオンビール」で高らかに乾杯し歓談に入りました。

 歓談中は、参加者等からスピーチを頂いた訳ですが、泡盛の酔いも回り往年の学園生・マスター生に戻り、スピーチへの合いの手とともに杯も想い出話も大いに進み、恒例となりました「あすの大地に」の大合唱と拍手のなかで終了いたしました。

 顧みれば中央協同組合学園・JA全国教育センターも、昭和44年の開設以来すでに半世紀が経過しております。

 卒業後、JAグループで業務邁進した者とともに諸事情により高尾での学びを胸に系統外の世界で活躍されている仲間と懇談するにつけ、懐かしさだけでなく協同組合教育の奥深さ、学んだ者の誇りを再認識できるセミナーとなったのではないかと思います。

 また、今回、島根県に続き学園卒業生とともにマスター修了生も多数参加頂き、新たな校友会のステージを感じられるものとなりました。

 最後に、開催にあたり沖縄県支部の皆様には大変なご配慮を賜りました。お蔭をもちまして、沖縄の青い空と海のもとで皆さんと集うことができ、明日への活力が復活するセミナーとなりました。改めて御礼申し上げます。


開会挨拶 校友会 中家会長


沖縄県支部 JA沖縄中央会嵩原専務挨拶


JA全中教育部長 木村政男氏
『教育センター・マスターコースの事業情勢』


JA全中総務企画部 久保 信春氏
『教育センター解体工事の情勢』


JA全中代表理事会長中家 徹氏
『農業・JAグループをめぐる情勢と食料安全保障』


体験発表 JAおきなわ常務理事 宮平順子さん
『女性活躍に向けて、ワンステップ』


体験発表 みのり監査法人沖縄県監査部長神谷忠さん
『人生の転機となったマスターコース』


セミナー終了後の集合写真
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会長を囲んで沖縄県支部との集合写真
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全員で「あすの大地に」を熱唱
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JAおきなわの施設見学

報告者  校友会副会長 漆原正二

 第6回研究セミナーが先般7月29日午後1時からJA沖縄会館で開催されました。その午前中の時間を利用しまして、JAおきなわのファーマーズマーケットいとまん「うまんちゅ市場」と「マンゴー・トマト選果場」の施設見学を、中家会長、全中木村教育部長、佐々木会長秘書と小生の4人で行いました。土曜日にもかかわらず案内をして下さったのは、JA沖縄中央会平田農業労働人材支援センター長です。ありがとうございました。

 最初に「マンゴー・トマト選果場」。マンゴーはこの時期終盤を迎えている模様です。車中からハウスも見せていただきましたが、マンゴーは少なかったです。選果作業は少し寒いくらいの中で行われていました。美味しそうなマンゴーが沢山あり、箱詰め、パック詰め等が行われていました。最盛期も終わりゆったりと作業が進められていました。

 「うまんちゅ市場」は昨年11月で20周年を迎えました。令和4年度の売上げも16億円を超える等順調に運営が行われている模様です。その中で店舗の建て替えが課題の様でした。マンゴーや島バナナ、色々な野菜で一杯、お客様も一杯でレジ待ちの長い行列が印象的でした。レジも4カ所?ありましたが、待ち時間の解消も課題の一つかな?


うまんちゅ市場


マンゴー・トマト選果場


マンゴ―の選果作業


美味しそうなマンゴー

 第6回研究セミナー次第はこちら(PDF)

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