中央協同組合学園校友会

交流のひろば

短大5期生のみなさんへ同期会のお知らせです!!

町田重光

 前回の同期会は一昨年、平成18年10月、富山県でしたね。藤森くんご夫妻、勝井くん、荒牧くんには、大変お世話になりました。その際、次回は東京地区が幹事を受け持つことになりました。今年4月、田中照男、岡崎俊明、中田辰英、町田重光が夫婦同伴で集まり、開催時期、開催場所等について相談しました。

 その結果、来年、平成21年の秋(10月22日・木~23日・金を予定)、仙台を拠点に、松島や山寺(山形県)を観光することに決まりました。来年4~5月までには、最終決定し、詳細をみなさんにご連絡できるかと思います。スケジュールを空けて楽しみに待っていてください。

 ところで、今月(11月)4日、私が単独で山寺の紅葉を下見して来ましたので、写真入りでレポートします。

 11月1日、2日、3日の連休は、観光客が押し寄せ、大賑わいだったそうです。私が、列車で山寺駅に着いたのは、3日の夕刻で、ホームに降り立つと真正面にライトアップされた五大堂・開山堂が見え、歓迎してくれました。宿泊する山寺ペンションはすぐ駅前で、案内された部屋の窓からは、先ほどのライトアップが更に鮮明に見えました(写真1)。このペンションで一番いい部屋だそうです。


写真1
写真1

 実は、この日、那須塩原でマラソン大会があり、ハーフ、21.0975Kmを走ってきました。大会終了後、東北新幹線で仙台に出て、山寺に行ったのです。ペンションで名物のイワナの塩焼きや板そばを食べながら飲んだビールやお酒は、レースを完走した心地よい疲れと相俟ってとても味わい深いものでした。ちなみに、このペンションは、松尾芭蕉と曾良が奥の細道を旅した時に泊まったところだそうです。

 ペンションの人に伺いますと、例年は文化の日の頃は、見ごろになるそうですが、今年は紅葉の始まりが、例年より遅く、見ごろはこれからとのことでした。果たして、来年は、どうでしょうか。

 翌4日は、晴天でとてもさわやかな日でした。先ずは、根本中堂へ(写真2)。ここでは、1,100年の間灯り続けているという「不滅の法灯」を見ることが出来ます(200円)。撮影禁止なので、写真は写せませんでした。来年、直々にご覧ください。すぐ近くに芭蕉の「閑さや巌にしみ入蝉の声」の句碑がありました(写真3)。やがて、せみ塚や芭蕉(写真4)と曾良の像などがあり、少しずつ、登って行きます。目指すは、奥の院で山門からの石段の数は、1,015段だそうですが、途中紅葉の景色を眺めたり、お堂をお参りしたりしながらなので、きついことは、全くありません。人の数もかなり多く、下の売店で借りたのか、杖を持った人の姿もちらほら見かけられましたが、さすがにハイヒールの人は見かけませんでした。

写真2
写真2

写真4
写真4

写真3
写真3

 奥の院に向かう石段は、一段一段登るごとに、煩悩をひとつひとつ降ろしていくのだそうです(写真5)。奥の院にお参りして、石段を下り五大堂へ。ここは舞台式御堂で、さながら「山寺の展望台」という感じで、ぐるり180度見渡せます。昨夜ライトアップされていた五大堂からの眺めは、こういう景色だったのかと思いながら、何枚も写真を撮りました。ここが山寺の最大の見どころでしょう(写真6と7)。

写真5
写真5

写真6
写真6
写真7
写真7

 山寺駅を挟んで、反対側の山寺芭蕉記念館にも行ってきました。ここから眺める山寺の紅葉は、とても見事でした(写真8)。館内で俳句を募集していたので、一句ひねり、投句してきました。

写真8
写真8

山寺に芭蕉の枯葉いまも舞う

 ※校友会のホームページ・交流のひろばでは、みなさんの投稿をお待ちしています。地域のこと、旅行記、趣味に関することなど、私(町田・校友会事務局担当)までお寄せください。

■追伸
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 林川晃一くんの訃報です。北海道立志会(校友会・北海道支部・佐藤次男会長・八木一三幹事長)より連絡がありました。林川くんは、11月6日、食道癌のため、逝去されました。食事が摂れなくなり、胃に管を通して栄養を摂っていたそうです。亡くなる3日ほど前に、佐藤くんのところに、腸に管を通すことになったと病院から電話があったとのことですが、話しもやっとという感じだったようです。

 68歳でまだまだやりたいことがたくさんあったと思います。元気であれば、来年の同期会にもきっと参加したことでしょう。それも叶わなくなってしまいました。来年の同期会では林川くんの思い出話をたくさんしてあげてください。

 みなさんで、ご冥福を祈ってあげてください。