中央協同組合学園校友会

交流のひろば

ご存知でしょうか

校友会幹事長 中田辰英(短大5期)

協同組合短大跡地の一隅に、宮部一郎元学長が「協同組合学校教育ここに興る」と揮毫された記念碑が建立されていることをご存知でしょうか。

碑の裏には、当時の全中会長・藤田三郎氏が故志村源太郎氏の遺徳と協同組合学校教育によって多くの人材が輩出され、協同組合運動の発展に貢献したことを称え、遺産を継承した中央協同組合学園創立10周年を記念して、昭和54年10月に建立したことが記されています。

記念碑は、60~70平方メートルの用地に、山梨県から取り寄せたという大きな自然石で作られた立派なものです。短大卒で、東京都連及び都下JAに籍を置いた者で構成する会(会長・沖山政夫)の有志(8名と特別参加2名)で、記念碑周辺の清掃を発意し、去る7月19日、真夏の暑い日に実施しました。

当日、午前10時、小田急線経堂駅北口に集合、駅の構内も様変わりしていましたが、往時を偲ぼうと徒歩で目的地へ。すずらん通りは、些かの面影を残すものの、短大跡地に近づくにつれ、主要幹線道が通過し、区画整理が施行され、四囲の光景は一変していました。

 学校用地の主要部分には、スーパーが建ち、僅かに碑が建てられているところだけが大木も繁り、記憶を蘇らせてくれるものでした。

 約1時間30分、心地よい汗を流し、昼食を兼ねた懇談で、半世紀前の思い出を語り合い、来年も実施することを誓い散会しました。

 校友会会員の皆様も機会をみつけて是非一度ご来観いただければと存じます。会員の皆様のご健勝をお祈り申し上げます。