第2回 三宅島復興支援視察旅行
JA東京グループOBで組織する「産業組合・短大・学園東京OB会(沖山政夫会長)」では、2000年の三宅島大噴火からの復興活動などを支援するため、平成23年7月8日から7月10日の3日間、第2回の三宅島訪問を行いました。
一行は、先ず三宅村役場を訪問し、平野村長に面談し、意見交換を行いました。全島民避難、帰島、復興への取り組み、特に復興計画・資金対応への苦労などの経過説明を受けました。現場視察では、かつて、雄山の中腹で牛たちが草を食んでいた牧場跡や、展望レストランの焼け焦げたままの鉄骨などは、4年前の訪問時と変わりありませんでした。
噴火で激減した緑・野鳥(天然記念物のアカコッコ)もかなり戻り、インフラ整備、人口の着実な増加などからも復興活動の成果がうかがわれました。しかし、泥流被害があまりにも深刻だった農業、漁業の将来展望には、難関がたちはだかっていると感じられました。
参加者は、沖山政夫(産組28期)夫妻、須川幸一(短大4期)夫妻、遠藤毅(短大9期)、稲泉栄三(短大10期)夫妻、田川隆敏(短大12期)夫妻、長坂司郎(短大13期)の10名。
(文責 須川幸一)
三宅村役場の記念碑前で平野村長と参加者